「玻璃の王宮」 シリーズ(小物編)

「音楽のケープ」

 玻璃の王宮を探す道中、ハナは音楽に出会った。

(つばさが生えたようだ、美しい人!)



☆ハナは玻璃の王宮を探す道すがら、たくさんの景色を思い描いた。☆


玻璃の王宮に住む鳥は、息吹でガラスの花をつくる。

玻璃の王宮に生い茂る植物たち。種子も玻璃で出来ているだろうか。

ガラスの種子は惑星にも似ている。

「ガラスの泡をはく魚のスカーフ」

 その魚は空さえも泳いで渡る。

吐きだした泡つぶはやがて星の1つになる。

 玻璃の王宮に住む魚はガラスの泡をはく。


空には星が瞬き切り子の城壁は弾けるように明滅する。

 1人の踊り子が、王宮に夜を連れてくる。

舞台の幕が上がるとき、玻璃の王宮に夜が訪れるとき。

「踊り子と夜空のケープ」



花ケモノ

花のようにわらっては ケモノのように命を繰り返す

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